第11回 物理研究委員会 報告
司 会 児玉 博三 氏(汎愛)
日時 2000.3.22(水)
会場 大阪市立汎愛高等学校
- 研究委員の研鑽発表
- 大塚先生(四条畷) プラスチックの袋を破ったときの帯電について
ノドアメなどの袋を破ると強く帯電し、金属のごみ箱などに長い時間付着するようになる。帯電した電気が非常に逃げにくい状態になるのはなぜか。
非常に導電性が悪いからではないか。 金属に接触した状態で逃げないのはなぜか。
電荷をプラスチックに接着しているものは何なのか。
プラスチックは一様な帯電はせず、部分部分でいろいろな帯電をするので互いにくっつくようになるのではないか。 非常に逃げにくいのはなぜなのか。
分子構造(電子軌道)によって捉らえられているのではないか。
それでは全く逃げられなくなるのではないか。30分もたてば電荷は失われてしまう。
- 部会・小委員会活動報告
- マイコン 神川(寝屋川) 刀根山高校
刀根山高校の新しいLANを見学した。
システムはWinNTになっていて、以前は画像LANが独立していたが、このシステムでは全てがNTで制御されている。このため生徒の画像を取り込む等の操作が重くなってしまっていた。デジタルビデオなどがついて使いやすくなった部分もある。
- 実験 FAXによる連絡
演示実験書が完成した。B6横型 「手軽にできる演示実験」 4月中旬仕上がり新実験書の取り組みは委員会で分担するつもりなので、よろしく。
- 平成12年度 全国理科教育大会(愛知大会)について 大塚信之(四条畷)
- 研究協議分科会の意見提示座長の分担
第2分科会「身近な現象についての理解を深める物理の指導」 平野(豊島)
第8分科会「新教育課程における理科教育」−理科教育の充実を目指して−
筒井(旭)
- 研究発表 座長 川内(附属平野)
- 標準テスト委員会より 鈴木 健一氏(岸和田)
標準テストの形態を考え直す事を考えている。(フロッピー化)
フロッピーの方がコストが低い。図はトレースしているのでフロッピー化が難しい。
収入がなくなるのではないか。印刷の費用がなくなるというメリットはある。
検討する場所は次回の幹事会ということになるのではないか。
- 日本物理教育学会近畿支部より 川内 正氏(附属平野)
第9回青少年のための科学の祭典大阪大会(サイエンスフェスタ)に出展のお願い
8/26 27 ハービスホール
実行委員などもお願いしたい
- 幹事会報告 大塚 信之(四条畷)
- 春の総会の場所について
三洋電気の守口研究所 燃料電池または環境・エコロジーでお願いしている。
- 年間計画の確認
- 研究集会の会場のお願い
- その他
- 公開シンポジウム日本の教育の報告(京都大学)
「2002年からの新指導要領の中止を求める」アピールがあった。
学生の学力低下の原因について
- 週5日制についての意見交換
- ド・ジェンヌ教授の公開講演会の案内
- 森脇先生は非常勤も退職されるということで、御挨拶をいただいた。
- 「ものづくり」について(樋口先生)
- 年間活動報告の原稿について
- 来年度の年間活動計画について 見学会、講演会
- 総会の場所について
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