第7回 物理研究委員会 報告


司 会  喜多 博一氏(佐野工業)
日時 1998.11.4(水)
会場 大阪市立天王寺商業高等学校

  1. 部会・小委員会活動報告
    1. マイコン部会 神川先生 (寝屋川)
      部会の内容を実際に見せていただいた。
      • 大阪市で各校10セット(パソコンとインターフェースとセンサー4つでセット)ずつ導入されたものの説明会に参加させてもらった。実験としては衝突の力積の測定や気体の圧力と温度の関係のグラフ化、PHセンサー、超音波距離計等
      • 百科事典のCDROM 物理分野でも高校生くらいならば充分実用になる。 説明が動画になっていたり、自分で数値を入力して実験することができる。 30巻以上の百科事典がCDROM1枚に入っている。 マイクロソフトのものと平凡社のものの実際を見せていただいた。
      • 教務ソフト研で行われた園田学園のCAIの紹介。

    2. 実験部会 藤田先生(大東)
      • ビニールコードのコイルと乾電池2個で磁石が受ける力の簡単な実験ができる。
      • リニアモーターカーの製作 1個30円のフェライト磁石を20個並べ、アルミ棒のレール上をアルミパイプを運動させた。
      • 研究集会には実験書からいくつか見てもらうつもりである。

    3. 教育課程部会
       新課程で5日制になったときの理科の対応策を考えてほしいという要望がでた。

    4. 相対論小委員会(平野先生)
       物理の教科書の国際比較をしてほしいという要望がでた。

    5. 指導法部会 田中(大東) 10/21
       バンデグラフについての話題の継続
       島津の修理の冊子を見ると、上のローラーにはコロジオンを塗って膜を作り、帯電の様子を変えているとのことである。まだ解らないことがいろいろある。 磁性の話も出ている。 詳しくは次回に。

  2. 平成10年度 研究集会について 11/13(金)前回の予定から変更 岸和田
    役割分担 受付 大木 黒坂  分科会司会 藤田 大木

     研究発表・意見提示・演示実験・報告等公開授業は問題演習と関連した形で考えているということである。
     研究発表
    1. 酒井先生 探究活動のワークシートによる論文指導
      交流分野の授業案
      分離を楽しむ水ロケット
    2. 穐山先生 ダリウス型風車
    3. 仲岡先生 新教育課程について
    4. 鈴木先生 相対論委員会から 教材の試案
    5. 藤田先生 演示実験書から ミニ演示実験
    6. 仲岡先生 岸和田の古い実験器具の紹介(最後)

    順番 仲岡 穐山 酒井 鈴木 藤田 の順

  3. 標準テスト委員会より 鈴木 健一氏(岸和田)
     現在編集中 今年は日程が苦しい。採用をお願いしたい。
     来年の1月11日を標準の実施日にしたいと思っている。
     今年は生物が作らないので採用が難しい見通し。

  4. 日本物理教育学会近畿支部より 檀上 慎二氏(四天王寺)
     11/14(土)研究集会 大塚市立大学文化交流センター
     青少年のための科学の祭典 神戸 京都 大阪 (和歌山は別行動)
     11/28(土)物理教育セミナー 阪大

  5. 21世紀の理科教育を考える会より 酒井先生
     環境と防災部会 12/5の講演会(府大)の紹介 その後部会をする。

  6. 新理科検討委員会報告 筒井 和幸氏(旭)
     11/7(土)に検討会をする。

  7. 幹事会報告 大塚 信之(四条畷)
  8. その他