97年度 第8回 物理研究委員会報告


司会 神川 定久 氏( 寝屋川 )
日時 1997.11.12(水)
会場 大阪市立工芸高等学校

  1. 研究委員の研鑽発表
  2. マイコン,指導法,実験,教育課程部会・相対論教材作成小委員会活動報告
    1. マイコン部会
       11/19 天王寺商業にて
        シミュレーション作成ソフト「ステラ」について
        ビデオ「極限の世界」について もっと新しいものがほしいという意見がでた。
        ゲルマニウムラジオの実験(共振回路の実験)の結果報告
        ミリカンの油滴実験(JAVAのアプレット)
        海遊館のビデオ
        専門学校でJAVA言語講習会を行う(2/4)
    2. 指導法部会 中村 泰孝氏(四条畷)
       11/26 教育大附属天王寺にて
        ストレートダリウス型風車模型の製作  部会では製作された実物を見た。
         これは神戸のイカリ山(??)に実物がある。
        光の散乱について(継続中)
         大気の密度のゆらぎ、塵や水蒸気? 分子による散乱?
         レーリー散乱を起こす主体は何か。 電子?
        次回は1月14日
    3. 教育課程部会
      11/26 工芸高校にて(山田先生より)
        風船の実験について
        インターネットでアラブの科学
        飛び入学について
    4. 相対論
        3回目の相対論の講座は3学期にしたい。
        2月末から3月初めの試験期間くらいにする。
  3. 標準テスト委員会より 平野 裕一氏(豊島)
    TB・Uは現在最終校正段階。TAの標準テストは研究集会で配布した。
    TAの案内案内を紀要と共に発送したので、関心のある人は連絡をもらえれば、発送します。
  4. 日本物理教育学会近畿支部より 檀上 慎二氏(四天王寺)
  5. 21世紀の理科教育を考える会より 川内 正氏(附属平野)
     新理科検討委員会との合併はしないということになり、代表は川内先生になった。
     環境問題については防災も含めたものを考えていきたい。
     理科教育の現代化の中で、最先端の物理を教えることも考えていきたい。
     この会は理化研究会の中で物理・化学の研究委員会と並列の会で、その中の部会の形で環境教育等を考えていきたい。

  6. 新理科検討委員会報告 筒井 和幸氏(旭)
    来年度の全国大会に向けて活動する予定。
    東京から2月までに2回ほどの会合をもってほしいという要請がきている。
    次の教育課程での授業時数の案は、理科の時間数は小学校では(3年から6年)
    105×4(現状)→(70+90+95+95)、中学校では(1年から3年)
    105×3(現状)→(105+105+80)となる。(最低ライン)
    高校では理科基礎、理科総合、物理T、物理Uというのが現在の案のようである。
    高校では必修科目は置かない。物化生地と基礎理科から1科目が共通部分となる。
    以上の内容について検討していく。


  7. 幹事会報告 大塚 信之(四条畷)