97年度 第5回 物理研究委員会報告
日時 1997.9.17(水)
会場 大阪市立大学理学部 4F第10講義室
大阪市住吉区杉本3−3−138 06−605−2501
- 相対論の講演会(相対論教材作成小委員会)
「特殊相対論を高校で教えるには」 講師 大阪市立大学理学部 河合俊治教授
河合先生には相対論を高校生に教えるには、教師はどこまで知っている必要があるかということや、相対論は本来どう捉えるべきかということから始めて、あまり数式的にならずに高校生に教えることのできる項目にはどのようなものがあるかということを実例を交えて数多く紹介していただいた。
- 研究委員の研鑽発表
- 明仁憲一先生(泉陽)
エネルギーで見る物理教材(総合的な教材を作ろうとしている)
熱力学の第1法則、第2法則は分子運動論によるミクロな説明ではなく、マクロな実際の実験として扱うべきではないか。熱力学第2法則の扱いが不当に低いのではないか。カルノーサイクルをもっと教えてもよいのではないか。
- 酒井久一先生(西浦)
泉陽高校での市民公開講座(学校開放)で行った講義録
強振動と地盤や建築物の安全性
- 各部会・小委員会活動報告
- マイコン部会 神川 定久氏(寝屋川)
9/3 天王寺商業高校にて 次回は10/1 天商
- 岩手大会報告
- 物理教育学会報告
- ミリカンの油滴の実験のアプレット
ミリカンの油滴実験を模擬体験するアプレットを作成した。
- トリチェリの真空について
- 指導法部会 中村 泰孝氏(四条畷)
9/10教育大附属天王寺にて 次回は10/8附属天王寺
- 今後の指導法部会について(結論)
今までのように物理の指導について、いろいろな側面からの話題を提供するやり方を継続していく。議論がまとまったものについては記録を残し、全体に還元していく。
- 剛体のつりあいの条件について。
- 実験部会 本菅氏
- 演示実験書のまとめ 光について
- 次回10/4(土)大手前 光から電気の辺り
- 教育課程部会 平野氏(豊島)
- 相対論小委 平野氏(豊島)
- 各委員から教材案が出されているが、本格始動はもう一度講演会を行ってからと思っている。委員会の後、1時間程度集まろうと思っている。
- 次回の講演会は定期テスト期間中にしたい。検討する。
- 標準テスト委員会より 平野 裕一氏(豊島)
TB・Uは10月から編集委員会。TAはもう1、2回作成委員会の予定。
11月に採用のお願いを出しますのでよろしく。
- 日本物理教育学会近畿支部より 鈴木氏(上神谷)
- 物理教育セミナー 10/25(阪大基礎工シグマホール)
- 物理教育研究集会(神戸) 11/22
- 青少年のための科学の祭典
11/2,3:京都 12/13,14:和歌山 1/5,6:神戸 3/21,22:大阪
- その他
- 50周年記念事業 準備委員(2名)本管先生 川内先生にお願いする。
記念講演講師について 北原(プリゴージンの訳者)ではどうか
- 立命館大学での物理懇話会報告 次回
- 鉄工所見学報告 次回
- 配布物
げんきエネルギー21
会報32号
第16期中央教育審議会第二次答申の概要について
- 教育情報ネットワークについては規制が少し緩和されたという話である。
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