97年度 第4回 物理研究委員会報告


日時 1997.7.9(水)
会場 大阪教育大学附属高等学校平野校舎
   大阪市平野区流町 2-1-24 06-707-5800,FAX 06-709-1711

  1. 相対論講演会について
    8月18日に教育大平野において相対論の講演会の第1回を行いたい。 講師は大阪大学の東島清氏にお願いする予定である。 論点に関しては高等学校で相対論を教えることに関連する話題をお願いしている。

  2. 標準テスト委員会より 平野 裕一氏(豊島)
    例年と同様にIB,IIとIAの2種類を作成する。

  3. 平成9年度全国大会について。
    教育課程部会でまとめた研究協議意見提示に関して意見交換を行った。
    テーマは「教科書需要数から見た理科の履修率変動」 これに対し以下のような質問があった。
  4. 部会活動報告
    1. マイコン部会 神川 定久氏(寝屋川)
       島津のセンサーとインターフェイスのセット(サイエンスワークショップ)の日本語版を見た。生徒実験には難しいが、演示実験には使えるかもしれない。また、大阪市教育センターとの回線が光ファイバーに変わった天王寺商業のコンピュータを使ってインターネットの物理関係のページをいくつか見た。大阪府の教育情報ネットワークについては、実際に動き出すのは9月以降のようである。
       次回9月3日天王寺商業にて。

    2. 指導法部会 中村 泰孝氏(四条畷)
       大東高校で行われた仮説実験授業「自由電子が見えたなら」について報告があった。  電池のはたらき、発電機のはたらき、白と銀色のちがいなどについて意見交換をした。
       今後の指導法部会について。次回で2年間の指導法部会の活動について総括した上で継続的に研究、討議する研究テーマを考えたい。
       次回9月10日教育大附属天王寺にて。

    3. 実験部会 小山氏(大手前)
       7月5日に行った。 前から継続中の実験の手引きの光の部分の話をした。光の像の位置と物体の動きなど。 次回は10月4日の予定

    4. 教育課程部会 仲岡氏(岸和田)
      今回は集まっていない。

  5. 日本物理教育学会近畿支部より 筒井 和幸氏
  6. 21世紀の理科教育を考える会。 山田 善春氏(市立工芸)
    今年度の会員の確認をしたい。昨年度に引き続き参加頂くメンバーに加え、参加して頂ける方は山田先生に。
    7月初めに会合を持ちたい。科学雑誌などに理科教育に関する記事を載せることも考えていきたい。

  7. 新理科検討委員会 筒井 和幸氏(旭)
     教育課程審議会との関わりをどのようにするかが問題になる。
    現在は1年で必修にさせる基礎総合理科について検討している。
    生徒が社会に出てからどのように使っていくかということも考えた上での基礎力の養成を考慮した各項目の洗い直しが必要である。
    具体的な試案として大阪が中心になって提出しているものなどが示され、それについて以下のような意見が出された。

  8. 大阪市立高校教育研究会理科部の研修紀要について
    大阪市の研究会で作っている紀要を紹介したい。その中にも紹介してあるが、大阪市立の高校で採用した島津のサイエンスワークショップは演示実験としては使いやすい。

  9. その他

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