ケント紙で等電位面の実験
方法
- 電器店でデジタルテスターを買ってきます。(安いもので可)
- それを持って文房具店に行き、黒のケント紙を何種類か出してもらいます。
- 店員の目を気にせずに(ここがポイント)黒のケント紙をデジタルテスターではかり、導電性があるブランド?を探して買い求めます。
- 糸ハンダを適当な形に曲げてセロテープでケント紙に張り付け、電極にします。
- 数ボルトの電圧をかけて普通に等電位面の実験を行います。(測定にはデジタルテスターを使います)
この方法の優れたところは
- 少なくなったファックス原紙の裏紙や高価な導電紙を使わずにすむ。
- 黒のケント紙の電気抵抗が大きい為糸ハンダ(電極)とケント紙の間の接触抵抗が相対的に小さくなり、セロテープで止める程度で良くなる。
- その結果として複雑な形の電極を自由に設定できる。例えば、開いたはく検電器の電極と地面の間の等電位面の形などもシミュレートできる。
などです。
これを理化教育研究会で紹介されたのは大阪府立清友高校の渡瀬
宏先生です。
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