電気分解でローレンツ力の説明
方法
- 大きめのシャーレの底に銅線を平行に2本置いて端を縁に引っ掛け電極にします。
- 薄い水酸化ナトリウム溶液を入れます。
- OHPの上に置いて直流電源をつないで電気分解します。このとき+極側がどちらかわかるようにセロテープを旗のようにはって+の印を付けておきます。
- シャーレを少し持ち上げ強めのU字型磁石で挟むようにすると電気分解で発生した泡が流れ、荷電粒子が磁場から力を受けていることがわかります。
この方法で気に入っているところは
- 装置は銅線を曲げてシャーレに引っ掛けるだけと簡単。
- 電気分解で生じた泡が流れを示してくれるので、目印を浮かせる必要もない。
- +イオンと−イオンが動いているが運動方向が逆なので磁場から受ける力の向きは同じだね、といった説明ができる。
などです。
これはある程度有名な実験ではないかと思います。
以前の全国理科大会の発表で聞いたと思いますがどなたの発表か覚えていません。(申し訳ありません)
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