アルミ棒の振動
方法
- 直径1cmぐらい(もっと太くても可、パイプでも可)、長さ1mぐらいのアルミ棒をホームセンターなどで買ってくる。
- 楽器店などで松脂を買ってきて粉末にする。(少しで良い)
- アルミ棒の中点(ここはポイントなのできちんと真ん中の点を決めること)を人差し指と親指でつまんで支え、もう一方の人差し指と親指に松脂の粉末を付け、アルミ棒をしごくように中心から端に向かってこする。
(最後はスポンとぬける感じ)
- 何度か練習すると教室中に響き渡るような音量でアルミ棒が鳴ります。
- 棒の中心以外の所をつまむとすぐに鳴りやみます。しかし、中心をつまんでいても大きく鳴りつづけます。これは中心に節があり、両端が腹(自由端)になるような固有振動をしているからだと考えられます。
補足
- うまくすると3倍振動で鳴らすことも可能だそうです。
- これは昔クントの実験の音源として使ったものの応用だそうです。
この実験を理化教育研究会に紹介されたのは大阪府立高槻南高等学校の本菅
正嗣先生です。
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