99年度 第7回物理研究委員会(マイコン部会)報告


2000.3.1(水)刀根山高等学校 午後2時30分より。

  1. 刀根山高校のLANについて(刀根山 内田先生)
     刀根山高校のLANは元FM-R50であったが、今回更新されて、日立のWindowsNTマシンになった。 本年度更新された32校のうち10校が日立の機械である。 刀根山はほとんど標準仕様で導入した。 メモリ96MB、CPUはAthlonで100BASE-TXのLANになっている。 今までのような画像LANが独立しているのではなく、ソフト的に生徒機の画像などを取り込んでくるようになっている。 この装置では常に生徒の画面をキャプチャーしていると生徒機の動作が遅くなる。 また、40名の画面をキャプチャーするのは時間がかかるのであまり使い物にはならない。 教師機からも生徒機を操作できるが反応が遅い。(行って操作するほうが早い) このような点では以前のLANの方が使い勝手はよかった。 しかし、装置やOSは新しいものであり、画像LAN以外の機能は向上している。 周辺機器としてはレーザープリンタ2台、インクジェット1台、デジタルビデオカメラ(キャプチャーできる)、DVとSVHSのビデオデッキ、CDRなどがついている。 学期の終わりに導入されたので、あまり時間はなかったが、情報の授業でパワーポイント、数学でグラフを描く授業などを行ってみた。
    日立の機械はNTとの相性が悪く(セカンドキャッシュのタイミングの設定が標準ではNTと合わなかった)立ち上がりにくいことがあったが、今はタイミングを合わせてあり、きちんと立ち上がる。 IDは生徒ごとに与えられている。 実際に使うときはOfficeアプリケーションだけが使えるようにしている。 これまでの授業で行っていたような簡単なプログラムを組むときはN88互換BASIC for Windows95(潮田康夫氏作のフリーソフト)を使って授業することも考えている。
    LANLAN

  2. 自宅のLANとPIAFSについて(寝屋川 神川)
     自宅のLANとノートパソコンをPIAFS経由で接続しようと考えWindows2000を導入したが、まだうまく接続できていない。(付属のFTPサーバによって、FTPを使ったファイルのやり取りなどは可能) Windows2000のインストールについてはデスクトップ、ノートともに問題なかった。 ノートパソコンについては、メーカーのサポート対象外であるが、一度ハードディスクにコピーしてからインストールすれば、ごく普通にインストールできる。 ただし、従来どおりにサスペンド、リジュームを行うと、PCカードを挿入しても認識できなくなった。 これについては、ハイバネーションが実用になるので(メモリ160MBの場合で移行に30秒弱、復帰はパスワード入力もいれて約1分)それを使えば、同様のことができる。 また、ほとんどの周辺機器もメーカーがWindows2000対応ドライバを出していれば問題なく使えた。


  3. その他

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