99年度 第6回物理研究委員会(マイコン部会)報告


2000.1.26(水)金蘭会高等学校 午後2時30分より。

  1. パーソナルメールサーバについて(金蘭会 石井先生)
     教員に対して電子メールの研修をするときに校内だけでメールのやり取りをするためにWindows95で動作するメールサーバを探したところ、フリーソフトでパーソナルメールサーバというソフトがあることが分かった。 このソフトを立ち上げておくと、普通のメールクライアントを利用してLANの内部だけでメールのやり取りができる。 設定は簡単で、
    1. ファイルを解凍し、1つのフォルダの中に入れる。
    2. 配信するメールを一時的に保存するフォルダを用意する。
    3. 適当なドメイン名を決めてDomainに設定し、用意したメール保存用のフォルダをMail Post Directoryに設定する。(LAN内部ならドメイン名は適当でよい)
    4. ユーザー追加ボタンを押して、ユーザー名、パスワード、メールアドレス(ドメイン名を含まない名前だけを適当に設定したもの。LAN内部なら適当でよい。)、名前を設定する。

    といった手順で使用できるようになる。 もちろん、設定すればインターネットメールの取り込みや、インターネットへの配信も可能である。

  2. 自宅のLANについて(寝屋川高校 神川)
     業者に頼んで自宅の各部屋にLANの配線をしてもらった。 クローゼットの中に置いた集中盤にISDNの回線、ルータ、スイッチングハブ等を置き、各部屋にCAT5のジャックを付けてもらった。 ただ、業者もあまり慣れていないらしく、試行錯誤の結果やっとつながった。 特に、ジャックとプラグを配線で直結する場合は途中でクロスさせておかないと全体としてストレートにならないことがわかった。 集中盤は思わぬ機器が入ることがあるので、大きいものにしておくべきであった。 各部屋への配線もやり直しができるように太い配管を接続する可能性のある全ての個所にあらかじめ配置しておく方がよい。 コンピュータのキーボードやマウスを本体から離しておくときはUSBを利用するのが便利だということもわかった。 ただし、コードが5mまでしか伸ばせないので、配管する場合に5mの位置にUSBのリピータを設置する中継のBOXをつけておいたほうがよい。 キーボードやマウスの線自体も延長できるが、延長するときは市販のコードをつないで延長した方が安定して動作する。 RGBディスプレイのコードはかなり延長しても一応動作するようである。 これ以外に、FAXやその他の装置でも電話回線を使用するものがあり、共存できないことも多い。結局iナンバーを使って電話番号を2つにする必要があった。


  3. 来年度の活動について  次回に継続。

  4. その他
     次回は3月1日(水)に刀根山高等学校にて。


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