96年度 第5回物理研究委員会(マイコン部会)報告


1996.9.4(水)天王寺商業高等学校 午後2時30分より。

  1. 東京大会の意見提示報告(寝屋川高校 神川)
     東京大会の研究協議第5分科会ではほぼ予定通りに意見提示を行った。  大阪会場では刀根山高校の内田先生、大阪市立高校の大木先生にカメラを担当していただいたり、NTTの方にフェニックスの細かい調整をしていただいた。  また、東京会場でも四天王寺高校の檀上先生にインターネットへのアクセスについてサポートしていただき、適切なページを表示していただいた。  いろいろな方のおかげで、予定通りの提示が行え、ありがたいと思っている。  東京会場へはどのように伝わったかは良く分らないので、物理研究委員会で様子を伺いたい。  このような会議のソフトとしては、映像はないが、音声の通信、アプリケーションの共有、ホワイトボードの共有、チャット、ファイルの送信等をサポートするマイクロソフトNetMeetingなどのソフトが、無料で提供されている。  今後ノウハウの蓄積が進んでくるとこのような会議が普通に行われることもあるかもしれない。

  2. 教科書会社のソフトについて(刀根山高校 内田先生)
     教科書会社が出しているソフトを見せていただいた。  3次元の水波の表示プログラムはマイコン部会で約10年前に出したソフト集のプログラムとほぼ同じであった。  パピーのRS232Cを用いたADコンバータを使うソフトは比較的安価で実験ができるので、うまく使えば利用価値がありそうである。  また、パピーのADコンバータに付属しているソフトも、一部バグがあるものの以前より充実している。

  3. レンズの焦点について(四条畷高校 大塚先生、刀根山高校 内田先生)
     前にプログラムを見せていただいた、屈折の法則だけを使って球面レンズを通った光の進路を表示するプログラムの解説をしていただいた。  プログラムは28行の短いものだが、曲率半径と焦点の結び方をわかりやすく示すことができる。  このプログラムは平凸レンズの計算であるが、一般の凸レンズにしても計算が複雑になるだけで本質的には変わらない。
     刀根山高校の内田先生には同じプログラムをCで書いたものを持ってきていただいたが、グラフイックのルーチンが機種に対応していなかったので表示できなかった。  次回にもう一度見せていただくことになった。

  4. 実験用ソフトの日本語化の紹介(天王寺商業 児玉先生)
     前回で紹介していただいた島津の実験用ソフトを日本語化したものを見せていただく予定であったが、日本語化が遅れているため、完成した時点で見せていただくことになった。

  5. その他

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