95年度 第2回マイコン部会報告


1995.5.31(水)プール学院高等学校 

  1. WAVE Ver.1.5について (寝屋川 神川)
    Wave Ver.1.5は以下の機能を拡張又は追加しました。
    • 少し長いWAVファイルも読めるようになった(スクロールは制限)。
    • AD変換のしかたを設定できるようにした。(サンプリングレート等)
    • 画面右下のステータスバーに現在扱っているデータの状態を表示するようにした。
    • FFTのための範囲指定をしているとき、基本振動の振動数がいくらになっているかもステータスバーに表示するようにした。
    • FFTのデータ数を256個・512個・1024個で自動的に設定するようにした。
    • 典型的な波形を作成できるようにした。(音声メニュー、ツールバー)
    等。それ以外にいくつかのバグも訂正しました。 また、プログラムを NIFTY-Serve FKYOIKUS lib 10 #170 に登録しました。必要な方はダウンロードしてください。

  2. 大阪府のCAIソフトについて (門真西 大塚先生)
    大阪府で新しく作成されたソフトや以前にマイコン部会のメンバーが作成したものをメニューから呼び出せるようにまとめ、富士通等に依頼してCに書き換えたものをLAN配置校に配布している。 今回はCに移植する前のNEC版を見せていただいた。 部会のソフトも使いやすくなっているのでノウハウを教えていただきたいという意見もあった。

  3. CD-ROMのシェアウエアについて (門真西 大塚先生)
    必要なDLLがなかったため次回に見せていただく事になりました。

  4. WinGを用いた波動の表示プログラム (寝屋川 神川)
    WinGは現在のWindowsの描画を早くするためのAPIで、これを利用することによって、ちらつきの少ないアニメーションを作ることができる。 物理では周期的な現象を示すのに利用することができる。 これは将来DirectDraw APIに統合され、標準になる予定である。

  5. 全国理化大会・滋賀大会での意見提示について (寝屋川 神川)
    最近のパソコンに標準装備されている周辺機器は物理の道具として大きな可能性があるのではないか。 標準化された機械を利用してノウハウを共有できるようにしよう。 情報を交換したりソフトを流通させる為のネットワークが必要。 著作権を持った出版社などの積極的な理科のデータ提供を望む。 といった内容について意見提示をしたい。 具体的な例など実際の提示内容について何か有用な情報があれば次回の部会でご紹介ください。

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